Colorful

最近読んだ本。

物語は主人公の少年が
大きな過ちを犯し死んで
魂の状態からスタートします。
彼は神様の気まぐれで
期間限定で他人の肉体に入り、
人生の再挑戦が出来るChanceをもらいます
他人の身体だし
要はショートステイだからと
思い切った行動をする彼でしたが
『自分の本物の人生だったら』
こんなことは出来ない、
と尻込みする場面で
天使はいいます。

『本物の自分の人生だって
ほんの数十年のホームステイなんだ』

と。

あ、そっか。

ってストンと納得してしまいました。

人生成功と失敗なんて死ぬまでわからない。
もっといえば
一つ一つの選択のなかで
正解はないのかも。

目指す色が途中で変わったって
色を足してみることだって
ほんとは怖いことじゃない?

自分の色。

白でなければならない
ってわけではなく。

ぶれない、一途に想う気持ちと
様々な角度から柔らかく見れるしなやかな目と心。

持ち合わせたいもんです