南三陸☆報告 - じゃけ日記

jake_08042011-05-30

夕方野沢に帰ってきました

南三陸へは金曜日の朝方？３時ごろ到着。
。
三陸道は夜中に補修工事を行っていて一部通行止めになっていました

道はまだまだがたがたでしたが、
町に電気がついていることに感動の一同。

入谷小学校も電気が復活していました！
お水も飲み水はまだだめですが
トイレもわずかの量はながれるようになっています

使った紙は流さずに小便は３回に一回くらいの節約です

ての消毒は必ずといったかんじですがこれから暑くなってくるので衛生面が心配です

土曜日のランチはホットドッグセットを用意しました

新鮮な生野菜、埼玉の自宅で三浦さんが４時間かけて
カットしてきた力作です
レタス、水菜、パプリカ、オニオン、トマト、きゅうり

それから美味しいコーヒーを飲んでもらおう
っとエスプレッソマシーンを用意して
ふわふわのミルクのカプチーノも。

そしてその最高のお供のケーキ、ヒラノさんから
クールでばっちり届きました！

子供たちにはコーラとジュースをｷﾝｷﾝに冷やして！

午後は南三陸災害エフエムに三浦さんと
出演することに☆
南三陸災害エフエムのスタジオは
南三陸町の本部でもあるベイサイドアリーナの廊下です
[:
神戸や京都などのラジオ局からも立ち上げの応援にきていました

今回オファーをしてくれ、
パーソナリティーを務めているのは和泉さん。
彼もまた津波の被害者で、すべてを失いました

そのトークの中で
三浦さんの

この震災の現実を受け入れられるようになったのはどのくらいからですか？

という質問に

いや、この震災の現実を２ヶ月経った今でも
受け入れられてはいないです。

しばらくの沈黙。

でも２ヶ月前の自分とは少し変わってきた自分も
感じられるようになった

と言う彼の言葉。

自分の今たっている立ち居地を
思ったことを感じていることを
こうやって言葉にすることで確認ができる
とても大切なことなんだと思います

それには聞く人も必要で。

三浦さんは抜群にそれがうまい。

いろんな形のボランティアがあると思います

子供たちと遊ぶことも。

もちろん力仕事も。
笑顔を引き出すことも。

夜は和泉さんの避難している
受け入れ先のホテルへ、。

ホテルはお部屋を提供していますが
洗濯ものを干すことをかびが生えるので禁じています
そのためコインランドリーへ車を使って
３０分ほど行かなければなりません。

洗濯がいまだに半日仕事です。

洗顔などに使う水はペットボトル１本を渡されて
それでまかなうことになっているそうです

ホテルには談話室というスペースが用意されていて
子供たちが中で遊んでいました

２日目の朝は海苔農家の
お宅の荷物の仕分け作業のお手伝いにいきました

津波にのまれなかったこちらの家庭も
電気以外はまだライフラインは戻らず、外で炊き出し、水は給水車頼み

やり手の肝っ玉お母さんから、
お礼に、
と半ば強引に海苔をいただきました
ほんとに東北の人はあったかい。
自分の分を減らしても
なんとかしてもてなそうってするんです

これ、でもほんとにほんとに美味しい香りたつ海苔でした☆
お昼に持ってきたうどんに乗せてみたんだけど
ねぎと海苔のコラボが最高で、

南三陸の味を堪能♪