Doing my best

私の兄的存在でもあり
スノーボーダーとして
人間としての憧れの末木利幸が
テクニカル戦の閉会式で
テクニカル戦の選手としての引退セレモニーをしました。

夏にカイトサーフィンで両脚を大怪我し
骨の一部もなくなってしまったこと
まだ入院していてリハビリがまだまだ必要なこと
淡々と でも声を詰まらせながら
スピーチした姿は
今までみたどんな末木さんよりも

真の末木さんでした。

彼がいなければ私のスノーボード人生は
始まることもなかったことを思い出していました

無一文同然でただスノーボードがしたいという
生意気で世間知らずの小娘の私を
どこにでも同行させて
アルペンスノーボードの魅力、
人生の愉しみを教えてくれました。

彼の強さと懐の深さに憧れ
続けてきたスノーボード
時に離れても必ず還れる場所が私にはあったと改めて思います


末木さんは

スノーボードを辞めたわけじゃない
必ず戻ってくるから

そう言いました。

道が並大抵でないことは確かです。

でも言ったことは必ず実行してきた末木さんを
信じ
そして私も
私が出来るスノーボードを続けようと
新たに心に誓いました。

そこにはこれからも勿論末木さんがいると信じています。