苦笑したこと。

弟のタラオが 骨折した際に入れていたボルトを夏休みに抜くことになり
実家の話題は目下病院探しだ。
入院ていうものは完全看護といえども家族の負担は否めないので、れいこさんの職場に近い病院がいいから 
じゃけは市立病院を勧めた。
そこはおおきな坂の上にあるが電車賃はかからないし、近いのだ。しかしタラオは実家からのアクセスが悪いし、坂はいやだという。
じゃけははっきり言って腹をたてた 誰が大変だとおもってるんだよ?ちょっと歩くのがめんどくさいってことか?最近の若者は!
勝手に怪我しといて(←これは自分にも矢印)
ほんとに理由はそれだけ?と、突っ込んできいてみた
すると、タラオはボソっとつぶやいた。
「だって前、退院したとき駅〜駅の乗り継ぎ、辛かった」。って。
なんだか可愛くてじゃけは笑ってしまった
そして同時に。
あぁそっか。その『辛さ』って本人にしかわかんないよなぁー。
兄弟だって話さなくちゃわかんない。
人を思いやるって難しいなぁ と、思う瞬間でした